災難に逢う時節には災難に逢うがよく候
死ぬ時節には死ぬがよく候
これはこれ災難をのがるる妙法にて候
1828年の新潟三条の大地震で子どもを亡くした俳人・山田杜皐(やまだとこう)に良寛が宛てた見舞の一文です。災難に逢うときは災難に遭い、死ぬときには死ぬしかない。私たちがどんなに手を尽くしてもそれは変えられません。だとしたら、それらを受け入れて生きるしかないという訳が当てられています。いま感染対策のため自宅待機や三密(密閉 密集 密接)が求められていますが、感染が終息するまでは外出をせずにいることが大切なのか疑問に思います。いまだから言えることですが、わたくしは完治が難しい持病を抱えています。もし完治を望むなら、社会生活から受けるストレスからの開放 環境汚染が少ない場所への移住 食生活の改善(食品添加物を避けることも含む)を行うことが最善策ですが、それを行えば社会生活は難しくなります。病気が完治しないことを受け入れて、ひどくなった時 ひどくならないための対処法を持って病気を受け入れて生きるしかないのです。コロナの対策のひとつとして教えて欲しいところです。
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