宮本武蔵の五輪書に「いつくは死る手なり いつかざるは生る手なり。」ということが書かれています。いつくことは自分の考えにこだわり固執してまう我流のことでないかと考えます。そのことを無外流では「我流を 使ひて見れば 何もなく ただ心して 勝つ道を知れ」と教えています。死という危険性のない現在この二つの教えは謙虚さを持つという大切さを教えてくれるように思えます。そのことを常に自分に問いかけています。そして、「朝夕に 心にかけて 稽古せよ 日々に新たに 徳を得るかな」いままでの自分に固執せずに稽古が出来たらもっと上達できることだと思い稽古を続けています。
0コメント