概念的思考

建設業に関する国の予算(2002年度)
アメリカ7%程度/ヨーロッパ12〜13%程度
日本は50%を超え・1平米あたりに敷き詰めるコンクリートの量がアメリカの30倍。

古い資料ですけど現在も変わらないと思います。世界と比べると地理的な条件と建築基準も異なるので比較しても難しい数字ですが、環境破壊や景観破壊に繋がる数字だと思います。無駄な公共事業費が加算になってる気がします。いま勤務先の近くで水害被害軽減の規模の大きな公共工事が行なわれています。その場所は河川敷ではありません。勤務するようになって約3年は経過しています。その間、市内にで被害が大きかった台風が2回ありましたが、この地域で河川が溢れての浸水等の被害は起きてません。工事理由が理解出来ないのです。この工事のため地面を深く掘削してコンクリートで固める。田んぼをつぶして土砂を埋めてアスファルトで固める。自然破壊と景観破壊をしてるようにしか見えないのです。

この様な現状を日本の文化活動を行うアメリカ人が「国破れて山河あり」という杜甫の漢詩を例えに「国栄えて山河なし」と皮肉っていました。これから将来この風景を眺めると人間の身勝手さをきっと嘆くようになるのでしょう。

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