逍遥

武道の心得を詠んだ道歌があります。
「百足伝」として伝えられています。武道だけに特化せず人生の心得としても詠める歌です。

吹けば行く吹かねば行かぬ浮き雲の風に任する 身こそやすけれ  (百足伝より)

その日のことはその日に任せて。決まった物事にはとらわれずにいることが平穏 である。と、わたしは解釈しています。「吹けば行く」をどう捉えるかによって解釈の仕方は異なると思いますが、読み手の心を反射してその時々で違う意味に捉えられるように感じます。幾度なく読み返してみて心境をみることにしています。



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